- 2024年2月17日(土)
- ハーモニーメイト主催公演
- メインホール
北村朋幹 ピアノ・リサイタル
「巡礼の年」第1年&第2年 全曲演奏
- 公演情報
- 見どころ
日程 | 2024年2月17日(土) ※終了しました |
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時間 |
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会場 | 松本市音楽文化ホール メインホール |
出演者 | ピアノ:北村朋幹 |
プログラム | フランツ・リスト(Franz Liszt): ——————————————— 巡礼の年 第2年「イタリア」S. 161 |
チケット | 料金 全席自由 発売日 2023年11月11日(土) インターネット販売 |
当日券 | 開演1時間前より、メインホール入口右側の当日券窓口で販売いたします。 |
ウェブサイト | プレイベント「フランツ・リスト『巡礼の年』を巡る」 |
チラシ | |
主催等 | 主催:ハーモニーメイト 共催:市民タイムス、松本市音楽文化ホール 後援:松本市、松本市教育委員会、信濃毎日新聞社、MGプレス、FMまつもと、松本商工会議所、(公財)八十二文化財団、(一社)日本ピアノ調律師協会信越支部 企画・運営:ハーモニーメイト事業委員会 |
お問い合わせ | ハーモニーメイト事務局(音楽文化ホール内) |
およそ9年ぶりに開催となる「ハーモニーメイト」主催のコンサートは、今最も注目されている実力派ピアニストのひとり、北村朋幹(きたむら・ともき)さんをお迎えしリサイタルをお聴きいただきます。
ソロに室内楽、オーケストラとの協奏曲の共演など、幅広く活動をしている北村さん。松本にお越しいただく2月は名古屋フィルハーモニー交響楽団と指揮者・独奏者として共演も予定されています。
そんな北村さんが今回松本でのプログラムに選んだのは、リスト作曲の「巡礼の年」。自身のリサイタルでも度々取り上げてきたこの名作ですが、第1年「スイス」と第2年「イタリア」を一回のリサイタルで全曲をご披露いただきます。どうぞ、ご期待ください。
北村朋幹からのメッセージ
人生は旅のよう。
思いがけない美しい景色が目の前に現れることもあれば、誰も知らない暗い場所へと迷い込むこともある。
1835年の春、突然パリの社交界から姿を消し、遠く離れたスイスで密やかな生活をはじめた23歳のリストと29歳のマリー・ダグー伯爵夫人。
その幸せな日々に、まるで日記のように書き連ねられた作品を通して、19世紀に生きる若者たちの姿を追ってみたい。
(北村朋幹)
プロフィール
- 北村朋幹(きたむら ともき)ピアノ1991年愛知県生まれ。3歳よりピアノを始め、浜松国際ピアノ・コンクール第3位、シドニー国際ピアノ・コンクール第5位ならびに3つの特別賞、リーズ国際ピアノ・コンクール第5位、ボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール第2位などを受賞。
第3回東京音楽コンクールにおいて第1位(2位なし)ならびに審査員大賞(全部門共通)受賞、以来日本国内をはじめヨーロッパ各地で、オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽、そして古楽器による演奏活動を定期的に行っている。その演奏は「類稀なる時間の感覚。まるで素晴らしい指揮者によるオーケストラの演奏を聴いているよう」(パーヴェル・ギリロフ)、「卓抜な詩的感性、そして哲学的叡智を具えた芸術家」(濱田滋郎)などと評された。2022年10月、びわ湖ホールで行った「北村朋幹 20世紀のピアノ作品」及び滋賀県立美術館に於ける〈ケージ: プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード〉の演奏が、第22回(2022年度)佐治敬三賞受賞。 2019年からは「Real-time」と題した自身のリサイタル企画を展開している。
録音はフォンテックから『遙かなる恋人に寄す―シューマン「幻想曲」からの展望―』、『夜の肖像』、『黄昏に-ブラームス/リスト/ベルク作品集』、『ケージ プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード』をリリース。主要音楽メディアにおいて好評を得ている。2024年〈リスト:巡礼の年〉を収録した新譜をリリース予定。
東京藝術大学に入学、2011年よりベルリン芸術大学ピアノ科で学び最優秀の成績で卒業。またフランクフルト音楽・舞台芸術大学では歴史的奏法の研究に取り組んだ。
これまでに伊藤恵、エヴァ・ポブウォツカ、ライナー・ベッカー、イェスパー・クリステンセンの各氏に師事。
ベルリン在住。